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投球スピードの発達差は埋まらない。

晩期・早期に始めた選手グラフ
小学6年生以降に野球を始めた晩期開始選手と小学2年生以下のときから野球をやっている早期開始選手を対象に1年間の投球スピード変化量を調査したデーターがあります。
初期値に有意な差があったが、変化量や変化率には有意な差が示されなかった。
※早期開始選手21名、晩期開始選手20名、未経験者20名を対象に調査
中学生期であれば、いつ始めたかに関わらず野球競技力は向上するが、体力・技術的にも伸びしろが十分にあるため、早く野球を始めた選手と中学から野球を始めた選手の差が埋まらないというのが現実です。
リュウスポーツスクールはサッカー・バスケ・空手など成長期に必要なカラダづくり目的で入会出来ます。
また年長さん幼稚園児から入会出来ます。

                                                                   妹尾隆正
2020年01月24日 18:13

スポーツ競技は早く始める方が得する。

幼少期のスポーツ写真➀
赤ちゃんは生後4カ月くらいから物をつかみ投げる(離す)ことができます。
その後、6歳くらいまでに大人に近い投球動作に発達が可能となりますが、それはボール投げを日常的に繰り返して行っていた場合であり、投球動作の発達は個人差や性差が大きい。
ボール投げ遊びの定番であったキャッチボール。
 ある研究データーによると兄弟がいる子どもは野球が上手くなると言われています。考える原因は環境と反復動作での習得にあるようです。
学術的にも投球や打撃動作は、走・跳動作よりも後天的に習得が可能と考えられ、言い換えれば、家族や生まれ育った地域などの環境要因が投げる・打つ動作の巧みさに影響しやすいということでもあります。
また、この様なデーターもあります。
一般選手のチーム加入時期(競技開始年齢)は平均8.3歳、小学1年生以下で野球を開始した選手の割合は44%である。小学生の地域選抜チームに選ばれた選手は、競技開始年齢が平均7.7歳、小学1年生以下で野球を開始した選手の割合は59%であり、一般小学生野球選手よりも野球を早期に開始しているようです。
 
「子どもは親を選べない」と言われることがある。遺伝要因だけでなく、親や兄弟構成などの家族、住む地域などの環境要因も、子ども本人は選ぶことができない。だからこそ大事なことは、子どもが置かれた状況(有利・不利)および家族や地域の影響を理解することです。
リュウベースボールスクールはその様な事を踏まえて行っております。
                                                                  妹尾隆正

 
2020年01月24日 18:03

空間認識能力を伸ばそう!

ジグゾーパズルイラスト
3次元空間上において、物体のサイズ・形・向きなどの状態や位置関係を正確かつ速やかに認識する能力のことを指す。この能力によって普段生活する中で、目の前にないものでも頭の中で想像し、視覚的なイメージを形成することができる事を言います。
簡単に言えば、「距離感」「大きさ」「スピード」について正確に把握し、認識する能力のことをいいます。
この、空間認識能力が高い子は、理系の勉強が得意。算数・数学では文章題・展開図を3次元のイメージにおこして考えることで、より早く正確に答えを出すことができます。
バスケットボール・野球・サッカーなどの球技で活躍し、よい成績を上げるには、空間認識能力が必須です。
 
スポーツを観戦して空間認識能力を鍛える
自分も選手になったつもりで、打席に立、この投手からどう打つ、打たれた球をどうやっ
て処理するなど、野球選手になりきる。
〇目を閉じる。
実は空間認識能力が高まるのは、目を閉じている時だといわれます。
・目を閉じたままTバッティングをする。
 ・新聞を丸めボール代わりにして目を閉じてあおむけでキャッチ。
ジグソーパズルを行う。
ジグソーパズルは、元の完成の絵を頭に入れてする作業は空間認識能力を直に使います。
                                                                  妹尾隆正
2020年01月24日 17:40

全国のアマチュア野球にコンディショニングコーチの配置

スクール9_コピー
野球離れが加速していいます。
少年野球人口は10年で2/3以下に原因は、遊び場の減少、親の負担の増加、「昭和の体質」が抜けない野球のイメージ悪化などが考えられるという。
各団体が対策を行っているが連携しておらず、中々進んでいないのが現状です。
楽しい野球の裏に忍耐努力、壁を乗り越えてこそ楽しみがある。本当にこの様な考え方で少年野球を教えているなら野球離れは止まりません。時代は変わった事を知って下さい。
自分たちが経験した小中学生とは違うのです。指導者の皆さん分かろうとしてください。
私達コンディショニングコーチ、トレーナーの皆さんは野球離れの歯止めの一つの歯車になればと考え行動しています。
 私は縁があり、ボーイズリーグのコンディショニングコーチの一員として、公益財団法人日本少年野球連盟でコンディショニングセミナーを一年間関西の各支部を回り、1チームに1名のコンディショニングコーチの配置を看板にコンディショニングコーチ養成セミナーを行ってきました。
各支部50~80名の参加者があり朝から夕方までスポーツ医学・スポーツコンディショニング・スポーツ指導者論・スポーツ栄養・トレーニング理論などを勉強し、セミナー最終に全科目のテストを行い、参加の皆さんは、C級(初級コース)の公益財団法人日本少年野球連盟関西支部発行のコンディショニングコーチライセンスを取得して頂きました。
このペースで全国に広がっていけば野球離れの歯止めの一つとなり、今以上に子供達は楽しい野球を目指すことだと確信しております。
 
なぜ、コンディショニングコーチがチームに必要なのか。
➀ スポーツ傷害により野球からは慣れなければならない子供が毎年増加している。
➁ 忍耐・努力によるトレーニングメニューではなく根拠あるプログラム。
➂ 怪我で練習参加できない子供達のネガティブからポジティブに移行させる。
➃ 目標づくり目標達成までの道のりを明確にする。
➄ カラダの変化を自分で知る。
                                                                                                                                                                                      妹尾隆正
 
2020年01月22日 17:59

スポーツ競技動作は捻り!

ブログイラスト股関節のトレーニング
多くのスポーツ競技は捻り回転を使っての動作です。
また、捻り回転があればこそ強い力を発揮し大きな動きを可能にすると言っても過言ではありません。
しかし、必要不可欠な動きであるのですが、カラダへの負担は大きく障害を伴う動きと言ってもよく
野球の肘痛みは代表的なスポーツ傷害です。
 捻り運動を行うためには「可動域」が必要となり、狭い動きの中で大きな動きを作ろうとすると無理
に捻りや回転動作を行うと腰に大きな負担がかかってきます。
例えば、股関節や胸郭(肋骨)などはひねりや回転の動きは自由に動かすことが出来ますが、腰はひねりや
回転という動きは、ほとんどできません。
股関節が固く胸の周りの回転が弱く可動域が狭いと腰がその分を代償しなければならなくなります。
その無理な動作から腰に無理なねじれや回転が加わりスポーツ傷害となり、中学生で多い「腰椎分離症」
となります。
日頃からのカラダのケアーが最も必要なのはこの様なスポーツ傷害から守る事でもあり、コンディショ
ニングトレーニングの必要性を最も感じる時です。
                                          妹尾隆正

 
2020年01月21日 21:18

投手のクイックモーションの速さ!

ブログイラス盗塁
PROは1.30秒以下で早いとされています。
DeNAの久保投手はクイック0.99秒と盗塁を防ぐPROと言えるでしょう。
計測は投手がセットポジションから動いたらスタート、捕手のミットに入った時のタイムです。
練習してもなかなか1秒台で投げるのは難しいようです。
                                      妹尾隆正

 
2020年01月21日 18:38

強いチームはカラダがごつい!

ブログご飯のイラスト
高校野球で安定して強い高校はやはりカラダごつい!
寮があれば食事管理ができるから、ご飯の量が違う、プロテインを使用しているからなど原因は考え
られますが、食トレと称して何の根拠もなくただ単に餌を与える様に量を食べさせるチームには勝利が
無く、脂肪と筋力との違いを指導者は学ぶべきだと思います。
強いチームはトレーニングに対して知識が高く熱心です。
 単にあのチームご飯を昼間は2合以上たべているから強いとはどこに根拠があるのでしょうか?
やはり、栄養を重視した量・質・タイミングを大切にしてほしい、学年で考えるのではなく個人レベル
で栄養は考えるべです。
チームの中に管理栄養士がいないなら、最近のネットで十分な知識を得る事が出来るので、コーチが覚
えるだけでチームレベルは激的に向上するでしょう。
                                          妹尾隆正
2020年01月21日 18:08

野球選手がウエイトトレーニング

野球選手がウェイトトレーニングに取り組む前に

ウェイトトレーニングを行なったから必ずパフォーマンスが上がるというわけではありません。                                                                             しかし、科学的根拠として筋力は筋断面積(筋肉の断面の面積)に比例するとあります。パワー向上のためには筋肉を大きくする必要があります。

筋肉が大きくなるメカニズムは、トレーニングによって筋線維を微細損傷(筋破壊)し、その後、24〜48時間かけて徐々に修復し、たんぱく質を筋肉に送り込んで前のように筋破壊されないように少しずつ太くなっていきます。しかし、トレーニングの頻度、負荷、回数などを無視して単に重い物を持ち上げても野球動作には効果的とは言えず、逆にマイナスになる場合があります。最低限下記の4つを守って行うようにしてください。

1 オーバートレーニングにならない事。毎日同じ筋肉を傷め続けると乳酸が蓄積し筋肉が発達しないようになります。また、毎回同じ方向からの筋刺激ト  レーニング種目)では筋肉がその刺激になれ発達しなくなります。その様な事を考慮し筋肉によっては1日から2日の休養が必要です。オーバートレーニングにならないように計画的に行うようにしましょう。

2 筋肉増加により関節の動きが制限されないように
 筋量が増加してきますので、筋肉に対する弾性(筋線維が太くなる分、伸張・収縮の振れ幅)なども失われる可能性もあります。

3 時期によって動作スピードや動作を考慮する事
ただ単に筋肉を大きくするだけではなく、筋肉増量はあくまでも土台作りという意味と、筋肉が再び損傷しないように太くして損傷を防ぐ障害予防という意味です。

筋肉が太くなるのを待つのは相当な時間が必要です、重りという負荷抵抗に慣れが出てきたら、そこからは動作スピードや動作・フォーム・回数を考慮します。

4 両側性・片側性・捻転動作を考慮したトレーニングを入れる事

ただ、野球というスポーツは両足に対して5対5で荷重がかかっている状態は少なく、ほとんどがどちらかの足に荷重がかかるか、もしくは片脚の状態が多いです。

見た目は両足荷重に見える動きでも、全ての動きを詳細に述べると、地面からもらう反力はほとんどが5対5ではないのです。

 

 

シーズン中なら週2。オフなら週3~4。

パワーエクササイズは、75%~85%1RMを5R×3~5S。
コアエクササイズ(複関節運動)は、≧85%1RMを6R以下×6S。
補助エクササイズ(単関節運動)は、≦65%1RMを15R以上×2S。

野球選手の場合、筋肥大目的ではなく、通常の場合、上記メニューの筋力パワー強化でウェイトトレをやる。しかし、アメフト選手であれば、筋肥大目的でのウェイトトレというのが一般的で、そういう意味では、ウェイトトレで完結してしまう一般トレーニーとアメフト選手は一緒。

で、こちらは、一般トレーニーに良く知られていると思われる設定、67%~85%1RMの負荷(バーベル)を持って、6~12R(3~6S)ということになる。で、中を取って、平均的には、75%Maxを10R×3Sが推奨されていて、セット間休息は1分30秒。初級者の休息は、2倍増までが許容範囲なので、3分までは大威張り。

筋力パワー強化メニューなら、基本、2~5分がセット間休息だから、10分までの休息が許される。

 

2020年01月21日 16:46

新入生が知っておきたい身体のこと!

新入生が知っておきたい身体のこと
 
●高校生の身体は成長期であり、まだまだ基礎筋力をつくる時期です。
インターネットの普及により色々な最新トレーニング情報が手軽に入りスポーツトレーニングも迷わせられる時代になっています。
何が真実なのか何が自分に合うのか考えなければ競技向上目的と無関係なトレーニング(ワークアウト)になります。

  *プロ野球・オリンピック選手が行っていたから正しい、本で書いていたから正しい。
   プロ・セミプロはカラダが出来ている選手です。あなたはスポーツ種目でのカラダ(基礎筋力)が完成していますか?
  
  *インナートレーニングで肩を痛めない。
   外人と日本人はインナーとアウターの割合が違い、インナートレーニングの頻度も違ってきます。また、成長期は特に正しいインナー
   トレーニング方法を習う必要があります。
  
  *お腹・腰(体幹部)が大切毎日行っている。
   筋肉を強くするには筋肉休憩が必要です。効率的に行うには超回復と言って回復を行いまた鍛えると言ったサイクルが必要です。毎日
   行うと筋には逆に低下します。

              各年齢に於いて大切なトレーニング内容の時期があります。
               ・ 小学生はバランストレーニング・・・・・・機敏な動きと基礎筋力の習得です。
               ・ 中学生は有酸素トレーニング・・・・・・・心肺持久力と筋持久力の習得です。 
               ・ 高校無酸素トレーニング・・・・・・・・・筋力肥大と筋パワーの習得です。
 
                ● 運動・栄養・睡眠のバランスがなければ成長を見込めません。
                ● 適切なウエイトトレーニングは骨に刺激を与え縦軸方向への成長を助けます。
                ● 成長期では骨の成長スピードが筋肉に比べて早く、筋肉の柔軟性が低下くなります。
                ● 骨と筋肉の付着部では牽引ストレスがかかって痛みが出やすい
                ● 肩や肘への負担を避けるために下半身や体幹部分の強化と柔軟性が必要不可欠です。
 

 
2019年04月20日 10:41

野球選手になぜ長距離ランニングが必要なのだろう?

8

野球選手の長距離走は必要か
体力要素を効果的に鍛えるには体力要素を大きくると8つに分ける

1)筋力(筋肉が発揮する力)

2)スピード(筋肉が力を発揮する速さ)

3)パワー(筋力×スピード、いわゆる瞬発力)

4)敏捷性(方向転換を伴う動きの調整力)

5)柔軟性(筋肉・腱等の柔らかさ、関節可動域の広さ)

6)バランス(自分の身体を支えるバランス感覚)

7)全身持久力(心肺機能の強化、スタミナ強化)

8)筋持久力(筋肉を継続的に動かす力)

ランニングで足腰を鍛えるのが効果的か。

足腰を鍛える目指すのであれば、長距離走を行うよりも、坂道ダッシュやタイヤを使ったトレーニングを行ったり、ウエイトトレーニングで下肢筋力を鍛えたりすることのほうが効果的です。

長距離走は忍耐努力の精神修行

長距離走は、肺持久力は鍛える毛細血管を増やし疲労回復の目的で行いますが、筋持久力を目的とするのであればウエイトトレーニングが効果的だと言えます。心肺持久力を養成したいのであれば30m×10本×8セット、休憩15秒、セットの休憩5分のトレーニング方法(interval training)がより効果的でしょう。

しかし、成長期での中学生での持久力養成といろいろな書物で知られていますが、長距離走を意味しているのではなく心肺持久力・筋持久力を意味しているのであって、関節が出来上がっていない少年野球では、腰痛・関節痛・疲労骨折などを誘発させる恐れが大です。
指導者は、選手の体力差を考え、また年齢に応じたプログラムを作成することが必要です。

2019年01月12日 17:12
リュウコンディショニング 〒590-0457
大阪府泉南郡熊取町朝代1-3-13
072-451-3000
[営業時間]
整骨院
9:00~13:00 15:00~20:00
土曜日 9:00~13:00
リハビリ
9:00~13:00 15:00~20:00
土曜日 9:00~13:00
野球スクール
17:00~

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