スポーツ競技動作は捻り!
また、捻り回転があればこそ強い力を発揮し大きな動きを可能にすると言っても過言ではありません。
しかし、必要不可欠な動きであるのですが、カラダへの負担は大きく障害を伴う動きと言ってもよく
野球の肘痛みは代表的なスポーツ傷害です。
捻り運動を行うためには「可動域」が必要となり、狭い動きの中で大きな動きを作ろうとすると無理
に捻りや回転動作を行うと腰に大きな負担がかかってきます。
例えば、股関節や胸郭(肋骨)などはひねりや回転の動きは自由に動かすことが出来ますが、腰はひねりや
回転という動きは、ほとんどできません。
股関節が固く胸の周りの回転が弱く可動域が狭いと腰がその分を代償しなければならなくなります。
その無理な動作から腰に無理なねじれや回転が加わりスポーツ傷害となり、中学生で多い「腰椎分離症」
となります。
日頃からのカラダのケアーが最も必要なのはこの様なスポーツ傷害から守る事でもあり、コンディショ
ニングトレーニングの必要性を最も感じる時です。
妹尾隆正
2020年01月21日 21:18