長距離走の練習はなぜ必要。①
長距離走を速くするには、インターバルトレーニングと言う練習方法で鍛えていきます。
そのインターバルトレーニングとは不完全休息運動の意味です。簡単に言えば100mを20本走るとして休憩を30秒間とりタイムを揃える練習方法です。
各休憩タイムのバラつきが無く一定の休憩タイムがポイントとなり、走る速さは自己ベストの約70%程度から始め、徐々に平均タイムをアップさせることにより持久力が増していき、結果的に持久力が向上します。
しかし、野球にそれほど持久力を必要とする場面があるでしょうか、しいと言えばピッチャーの肩などの筋持久力ではないでしょうか、外野のポジションを考えてみるとセンターの選手がライト線のボールを常に追いかける場面は一試合に何回あるでしょうか?。外野のポジションを考えれは左右各15m程度をいかにパワーで走れるかを要求されるスポーツではないでしょうか、2列に並んで掛け声掛けながらグランドまたは校庭を何周もする練習の目的は何を意味するのでしょうか?、しいと言えば忍耐・努力を養うための運動ではないでしょうか。
警察学校での重装備を着て、ヘルメットをかぶり炎天下の中で1時間の集団での行進を野球に必要と言えるでしょうか?、集団での精神面が団体スポーツとして必要であり、成長期に持久力が一番伸びる時期であると言う人も多くいます。
しかし、持久力が一番伸びる時期は中学生(スキャモンノ法則)であると言われていますが、持久力には筋持久力と心肺持久があり成長期で必要とするのは心肺持久力であり筋持久力ではなく、子供の骨はまだ完成されていなく筋持久力を目的とした練習内容では疲労骨折を起こす選手か多くなるのも現実です、再度検討して頂く必要があります。
□ 炎天下の中、試合に負けたからと言って。
□ 監督コーチが良しと言うまでのジョギング。
□ マラソン大会で優勝を目指すような長距離トレーニング。
□ 時間走など想い出、忍耐努力づくりのトレーニング方法が今の時代にマッチしているのか。
野球を上手くなるに本当に必要なのか再度考えてください。
成長期の子供たちの足が疲労骨折し、アキレス腱を切って、膝の靭帯を伸ばしてボロボロのカラダになって野球は本当に上手くなるのでしょうか?
指導者は野球練習にどの様な練習が必要なのか子供の汗を練習基準にしていないのか、指導者であれば指導方法を勉強する事が必要です。
経験のみで二昔前の巨人の星、流のトレーニングをいつまで続けるのか、早くワークアウトといえる練習が必要ではないでしょうか。